難燃性材料
燃えにくい性質をもつ材料のことで、火災の発生を防ぐために用いる。材料を難燃化するためには難燃剤を添加しているが、そのおもなものは、無機系難燃材としては水酸化アルミニウム、ハロゲン系難燃剤としては塩素化パラフィン、リン系難燃剤としてはリン酸エステル系化合物などが用いられる。難燃性の定義は、規定の燃焼試験方法において規定された時間以上燃えないか、規定の長さを超えてその材料が燃えつづけないこと。自動車の内装品、建築材料、電気材料など多くの分野で幅広く用いられている。
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