雛・あられとは? わかりやすく解説

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雛あられ

読み方:ひなあられ
別表記:雛霰

雛祭りの際に食べられる和菓子のひとつ。あられを甘い砂糖で多い色をつけたもの雛祭りでは他に、桜餅などが食べられる

ひな‐あられ【××霰】

読み方:ひなあられ

桃の節句に、雛人形供えるあられ。米粒熱してふくらませ紅白糖蜜まぶしたもの。《 春》


雛あられ

読み方:ヒナアラレ(hinaarare)

いり豆砂糖でまぶし、さらにあられもち加えたもの

季節

分類 人事


雛あられ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 08:56 UTC 版)

関東のひなあられ
東海のひなあられ

雛霰(ひなあられ)とは、桃の節句3月3日)である雛祭りに供えられる節句菓子であり、和菓子あられ)の一種。

菓子に付けられる白色は雪、緑色は木々の芽、桃色は生命を表している。

始まりは、ひな人形を野外へ持ち運び、様々な景色を見せる風習「雛の国見せ」の際の携行食であるとされる[1]

関東

うるち米の乾飯(炊くか蒸した後に十分乾燥させたもの)やを炒ったものに砂糖がけして甘味を付けている。桃色・緑色などの色を付ける場合、あられに着色するか、色付きの砂糖をあられにかける。

江戸時代に、残った米を乾燥させてあぶって作った。米を直に炒めて作った爆米英語版(はぜ)が流行っており、それを雛あられと命名したなどの諸説ある[1]

東海

名古屋圏の雛あられには、円柱形のものと丸いものがあり、甘い味付けとされている。またマヨネーズ味という独自の味のついたあられが入っているものもある。

関西

関西では、一般的なまたは醤油味のもち米を原料としたあられを、1センチ程度の丸い形状にして作っている。 桃色は海老、緑色は青海苔などを使う。着色料を使ったものもある。チョコレートをコーティングしたものが混ざっているものも見られる。

雛祭りの菱餅を砕いて炒ったのが始まりとされる[1]

北海道

北海道の雛あられはかりんとう味の雛あられである。 色合いは関西の雛あられと似ていて、かりんとうの形や丸い形が一般的。

関連項目

外部リンク

  1. ^ a b c ひなあられ、東西(関東/関西)で味も形も違うってホント? [暮らしの歳時記 All About]”. All About(オールアバウト). 2025年2月28日閲覧。


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