集団体操・マスゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 03:49 UTC 版)
「日本女子体育専門学校 (旧制)」の記事における「集団体操・マスゲーム」の解説
トクヨは明治神宮外苑競技場で集団体操、すなわちマスゲームを指揮したことがある。ある年の体操祭では約250人の体専生徒を率いて集団演技を行わせた。トクヨは号令をかけながら競技場の隅よりフィールドの中央へ移動していき、当日の演技内容を書いた扇子を見ながら指揮を執った。 また別の年の体操祭では、制限時間の10分を過ぎてしまい、トクヨは演技を止めて、このまま演技を終了するか継続するか、客席に向けて問いかけた。主催者がどう返答するか迷っている間に観客の中から「やれやれ!」と囃し立てる声が上がり、トクヨは予定していた演目をすべてやり切った。 体専のマスゲームは社会的な評価が高く、日女体短・日女体大へも継承された。日女体短の日本体操祭へのマスゲーム参加作品のほとんどは体専でダンスを教えた戸倉ハルが手掛け、同じく体専教師の天野蝶が創作した作品も2つある。
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