集団で作る巣に紛れ込む
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 06:08 UTC 版)
アリやシロアリなど、大きな社会的集団を作り、規模の大きな巣を作る動物の場合、その巣に住み込んで生活する他種動物が現れる例がある。そのあり方は様々で共生の場合も寄生の場合もあるが、その一部は宿主の餌などを盗んで生活する。その代表的なものの一つであるアリヅカコオロギ類は共生とされることも多いが、アリ同士の餌の受け渡しを横から奪ったり、食べ残しを拾ったりしており、これを労働寄生者とすることもある。類似の例としてやはり社会性で大きな巣を作るイワガネグモ科のクモに寄食するハグモ科のクモが知られる。
※この「集団で作る巣に紛れ込む」の解説は、「労働寄生」の解説の一部です。
「集団で作る巣に紛れ込む」を含む「労働寄生」の記事については、「労働寄生」の概要を参照ください。
- 集団で作る巣に紛れ込むのページへのリンク