隣江寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 15:05 UTC 版)
坂崎の寺院は地区の中央にある曹洞宗常安寺末寺の玉樟山隣江寺(磯部町坂崎1192番地)である。隣江寺は寛永8年(1631年)に真翁泰山首座が開基となったと過去帳にあるが、実際にはその数年前には建立されていたと推定される。本尊は大日如来。境内に弥勒堂があるが、鈴木敏雄の調査によれば堂内にあるのは弥勒菩薩ではなく薬師如来であり、鎌倉時代後期の作である。(ただし寺伝では弥勒菩薩とされる。)境内には1999年(平成11年)12月24日に指定された志摩市の天然記念物(指定当時は磯部町)の大樹「隣江寺のイチョウ」と「隣江寺のクスノキ」がある。隣江寺の山号「玉樟山」はこのクスノキに由来する。
※この「隣江寺」の解説は、「磯部町坂崎」の解説の一部です。
「隣江寺」を含む「磯部町坂崎」の記事については、「磯部町坂崎」の概要を参照ください。
- 隣江寺のページへのリンク