隣松寺高麗仏画盗難事件
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「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「隣松寺高麗仏画盗難事件」の解説
2001年9月、愛知県豊田市の隣松寺から阿弥陀如来の極楽浄土を描いた県指定の重要文化財の高麗仏画「絹本著色観経曼荼羅」など7点(4000万円相当)が盗まれ安国寺盗難事件と同一の犯人が2004年に犯行を認めた。しかし、行方不明の「絹本著色観経曼荼羅」は中国の元朝由来のものであるが、韓国文化財管理局によって「日本所在韓国仏書図録」に位置づけられており、韓国大邱広域市寺院が所蔵しており、返還されていない。
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