隔心

デジタル大辞泉

かく‐しん【隔心】

読み方：かくしん

打ち解けないこと。相手に気がねする気持ち。隔意。へだてごころ。きゃくしん。

きゃく‐しん【^▽隔心】

読み方：きゃくしん

「かくしん（隔心）」に同じ。

「傍輩も是に—ある体(てい)に見えける間」〈太平記・二二〉

歴史民俗用語辞典

隔心

読み方：カクシン（ｋａｋｕｓｈｉｎ），　キャクシン（ｋｙａｋｕｓｈｉｎ）

へだて心。打ちとけない、よそよそしい心。隔意。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

隔心

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 07:19 UTC 版)

名詞

隔 心（かくしん / きゃくしん）

1. 打ち解けず、心中に隔てを置くこと^[1]。相手に気兼ねした、よそよそしい気持ち。
   • この女の前には自分はいつも素裸になって居ると思って、何の隔心を置かなかった積りであったが、それはまだこの女の本統を見きわめた上からのことではなかった。（平出修『瘢痕』）

発音^(?)

か↗くしん、きゃ↗くしん

関連語

• 類義語: 隔意、隔て心