陸軍省の追認
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:56 UTC 版)
1942年3月21日に、陸軍省当局は、第25軍軍政部に対し、強制献金が各民族対策との整合性を欠き、大東亜共栄圏防衛費用を原住民に課す計画に支障をきたす、と懸念を表明し、措置を容認するが以後は大局的に考慮するようにと勧告し、また5,000万ドルの使途について説明を求めた。 同月27日に第25軍軍政部は、5,000万ドルは法外な額ではなく計画には支障を来たさないと釈明し、使途について、国庫供託金、「建設公債」発行資金等7項目に充当すると回答、これを受けて陸軍省当局は同月28日に配分・使途の了承を伝えた。
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