陷入

デジタル大辞泉

かん‐にゅう〔‐ニフ〕【陥入】

読み方：かんにゅう

［名］(スル)

１ 落ち込むこと。くぼむこと。「路面が—する」

２ 初期発生の段階で、上皮細胞層の一部が内側へ向かってくぼみこむ現象。嚢胚(のうはい)形成の際に、胞胚期の細胞の一部が内部に折り込まれ、原腸が生じるときなどにみられる。

生物学用語辞典

陥入

英訳・(英)同義/類義語：invagination, Involution, gastrulation

動物の発生で、胞胚から原腸胚ができるときのプロセス。原腸観入。

「生物学用語辞典」の他の用語

現象や動作行為に関連する概念：

開始コドン  閾刺激  限界原形質分離  陥入  陰樹  陰生植物  陳述記憶

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「陥入」の例文・使い方・用例・文例

• 胞胚の陥入によって、胎児が二重の壁で囲まれる段階
• いくつかの器官が陥入
• 内に向けるか、陥入させる
• 陥入させている腸
• 陥入爪という症状