関水武とは? わかりやすく解説

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関水武

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 01:02 UTC 版)

関水武

関水 武(せきみず たけし、1883年明治16年)1月5日[1] - 1939年昭和14年)7月8日[2])は、朝鮮総督府官僚

経歴

神奈川県高座郡渋谷村(現在の藤沢市から大和市にかけての地域)出身[1]1911年(明治44年)、東京帝国大学法科大学法律科を卒業し、高等文官試験に合格した[3]茨城県属、同警部、同理事官、同西茨城郡長、同那珂郡長を務めた[1]1919年大正8年)、朝鮮総督府事務官に転じ、忠清南道警察部長、朝鮮総督府監察官、警務局衛生課長、平安南道内務部長、慶尚南道内務部長、京畿道内務部長、京城府尹を歴任[3]1930年(昭和5年)、咸鏡南道知事となり、1933年(昭和8年)に慶尚南道知事に転じた[1]

1935年(昭和10年)に退官した後は、朝鮮石油株式会社常務取締役を務めた[3]。1939年(昭和14年)7月8日、脳溢血で療養中に朝鮮京城府南米倉町(現大韓民国ソウル特別市中区会賢洞)の自宅で死去、56歳[2][4]

脚注

  1. ^ a b c d 輓近大日本拓殖史 1934, p. 472.
  2. ^ a b 読売新聞』1939年7月9日朝刊、7頁。
  3. ^ a b c 人事興信録 1937, p. セ之部 関(本) セ三二.
  4. ^ 関水朝石常務」『朝鮮新聞』朝鮮新聞社、1939年7月9日、朝刊、7面。2024年3月28日閲覧。

参考文献

  • 『輓近大日本拓殖史』日本行政学会、1934年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第11版(上)』人事興信所、1937年。 



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