開発予定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 15:26 UTC 版)
M5号線(パンテリモン駅 - ピアツァ・ヤンクルイ駅 - ウニヴェルシタテ駅 - エロイロール駅間9.2キロメートル)。完成すればM5号線は、M4号線を除く全ての路線と交差することになるが、市内中心部の建設を優先してエロイロール駅 - ピアツァ・ヤンクルイ駅間が2023年開業予定とされ、その先のピアツァ・ヤンクルイ駅 - パンテリモン駅の優先順位は引き下げられて2030年開業予定(建設そのものを危ぶむ情報もある)となっている。 M6号線として、アンリ・コアンダ国際空港、アウレル・ヴライク国際空港を結ぶ計画が存在する。アンリ・コアンダ国際空港はルーマニアで最大の空港であるが、ブカレストからは通常バスが運行されているのみである。アウレル・ヴライク国際空港へも路面電車で結ばれているのみである。両空港は共にブカレストの北に位置しているため、この路線の延伸によって両空港間の移動を容易にし、両空港の利便性を向上することができる。この路線の拡張はまた、市北西部に位置するピアツァ・プレセイ・リベレ、パジューラ、バネアサといった地区をブカレスト中心部と結ぶことになる。14.2キロメートル、12駅で費用は10億ユーロ程度と見積もられている。2013年2月26日に来日したルーマニアのコルラツェアン外務大臣は、岸田文雄外務大臣との会談上、この路線のために日本がODAを拠出したことに感謝して新駅のひとつに「トウキョウ」と名付けることを表明した。
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