録音・作曲作品について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 15:14 UTC 版)
「ニコライ・ゴロワノフ」の記事における「録音・作曲作品について」の解説
ゴロワノフの録音は相当数あり、曲の解釈の仕方がかなり個性的である。リストの交響詩集のほか、スクリャービンの交響曲全集とピアノ協奏曲、チャイコフスキーの《冬の日の幻想》と《悲愴》、リムスキー=コルサコフの《シェヘラザード》と歌劇《サトコ》《クリスマス・イヴ》、ムソルグスキーの《展覧会の絵》、ベートーヴェンの《交響曲 第1番》《ヴァイオリン協奏曲》《三重協奏曲》、ラフマニノフの歌劇《アレコ》や交響曲《第2番》《第3番》、グラズノフの交響曲《第5番》《第6番》《第7番》のほか、グリーグやモーツァルト作品の録音も遺した。音源を基に判断すると、ゴロワノフの演奏の特色は、情熱的で烈しいまでの音色と、力強く、ほとんど重々しい音響感覚、著しく弾力的なテンポやフレージング、デュナーミクにある。 ゴロワノフはまた作曲家でもあり、数点の合唱曲によって名を遺している。活動の初期においては、ピアノ伴奏者も行っていた。
※この「録音・作曲作品について」の解説は、「ニコライ・ゴロワノフ」の解説の一部です。
「録音・作曲作品について」を含む「ニコライ・ゴロワノフ」の記事については、「ニコライ・ゴロワノフ」の概要を参照ください。
- 録音・作曲作品についてのページへのリンク