銀経済圏:北前船による上方経済圏とのつながり
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「東北地方の経済史」の記事における「銀経済圏:北前船による上方経済圏とのつながり」の解説
鎌倉期の日本海沿岸では、俘囚の流れを汲む安東氏が津軽地方の十三湊に本拠を置き、内陸の荘園公領制や領国支配などの分割統治とは異なる勢力圏を維持した[要出典]。 江戸時代になっても、海上交通は北前船によって日本海沿岸地域が引き続き東北地方の物流の中心を維持した。特に、最上川河口の酒田は豪商本間氏の本拠地となり、最重要港としての地位を得た。北前船は上方と蝦夷地との間を行き来したため、日本海沿岸勢力は大坂の“銀”使い経済圏(秤量貨幣。後に計数貨幣)に組み込まれた[要出典]。
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