鉄道路線としての転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:05 UTC 版)
「特定地方交通線」の記事における「鉄道路線としての転換」の解説
「赤字83線」では廃止されたすべての路線がバス転換で、鉄道を残した例は一例もなかったが、特定地方交通線では転換対象路線のおよそ4割にあたる38線1,310.7kmについては国鉄が鉄道施設を無償で譲渡または貸付し、別会社が運営する鉄道路線に転換された。 バス転換についてはほとんどが既存事業者による引き受けとなったのに対して、鉄道路線については沿線の都道府県や市町村、企業などが出資して設立した第三セクター方式の企業が引き受ける、いわゆる「第三セクター鉄道」がほとんどであった。既存の民間事業者が鉄道として引き受けた例は、弘南鉄道が引き受けた黒石線と、下北交通が引き受けた大畑線のみであった(下北交通はバス事業者)。 その後、引き継いだ鉄道を廃止してバスに転換した例もある(詳細は後述)。
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