鈴木哲也 (ボクサー)とは? わかりやすく解説

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鈴木哲也 (ボクサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 05:47 UTC 版)

鈴木 哲也
基本情報
本名 鈴木 哲也
階級 ミドル級
国籍 日本
誕生日 (1982-04-04) 1982年4月4日(42歳)
出身地 大阪府八尾市
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 41
勝ち 29
KO勝ち 17
敗け 12
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鈴木 哲也(すずき てつや、1982年4月4日 - )は、日本プロボクサー大阪府八尾市出身。第53代日本ミドル級王者。第41代OPBFミドル級級王者。六島ボクシングジム所属。大阪府立布施工科高等学校卒業。

来歴

高校入学時に進光ボクシングジムでボクシングを始め、17歳でプロライセンスを獲得。

1999年10月21日、プロデビュー戦に3RKO勝利を収めた。この頃は、スーパーライト級。この年に父が死去し家業の鉄骨業を継ぐ[1]

2000年、西日本新人王戦にエントリーするも、中村竜仁(エディタウンゼント)に敗れ2回戦敗退。

2001年、再び西日本新人王にエントリーするも、決勝で丸元大成(グリーンツダ)に6R判定負け。 その後、勝ったり負けたりの戦績が繰り返される。

2004年2005年には、韓国タイ人相手に連勝を重ね、日本ランキング1位に名を連ねる。

2006年2月18日、日本ミドル級王者、板垣俊彦(木更津グリーンベイ)に挑戦。序盤は鈴木が有効打でリードするも、中盤に板垣に反撃される。終盤には追い上げるも、1-2の判定負け。

2008年12月23日、日本ミドル級王者の江口啓二(姫路木下)に挑戦。3-0の判定勝ちで、念願の王座奪取に成功。この試合のセコンドには親交のあるトミーズ雅が付き、負ければ引退し家業に専念する背水の陣で臨み結果を出した。

2009年4月11日、大阪府立体育会館でのチャンピオンカーニバルにて1位淵上誠(八王子中屋)に対し97-95、96-95、95-96の2-1で判定勝利となり、初防衛を果たした。

2009年8月2日、松下IMPホールOPBFミドル級王座決定戦をOPBF2位としてOPBF3位の呉必勝(韓国)と争い、8回終了TKO勝利を収めて王座を獲得し、日本王座とOPBF王座の統一に成功した。同年12月13日、松下IMPホールで日本王座は懸けずOPBF王座だけを懸けて前OPBF王者でOPBF同級2位の佐藤幸治(帝拳)と対戦し、0-3の判定で敗れてOPBF王座の初防衛に失敗、佐藤にOPBF王座への返り咲きを許すと共に日本王座とOPBF王座の統一も僅か4ヵ月で終焉を迎えた。

2010年2月20日、大阪韓国人会館で日本ミドル級王座の防衛戦を1位の鈴木典史(ピストン堀口)と行い、3-0(98-92、98-93、97-93)の判定勝利を収めて2度目の防衛に成功した[2]

2010年6月13日、松下IMPホールで4位の田中徹(横浜光)と対戦。8Rに偶然のバッティングで田中が左側頭部をカットし、この傷がひどくなって9R1分08秒に試合が止められ、3-0(88-85、89-82、90-82)の負傷判定勝利で3度目の防衛を果たした[3]

2010年10月3日、松下IMPホールで1位の淵上誠と対戦。再戦となったこの一戦は2Rにダウンを奪われるなど劣勢で試合は進み、6Rには連打を浴びレフェリーストップ、6RTKO負けとなり4度目の防衛に失敗した[4]

2011年、六島ジムへ移籍[5]

2014年3月17日、後楽園ホール高山樹延角海老宝石)が持つ日本ウェルター級王座に挑戦するが0-3の判定負けを喫し、試合後に引退を表明した[6]

戦績

  • 41戦29勝17KO12敗

獲得タイトル

  • 第53代日本ミドル級王座(防衛3)
  • 第41代OPBF東洋太平洋ミドル級王座(防衛0)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
江口啓二
第53代日本ミドル級王者

2008年12月23日 - 2010年10月3日

次王者
淵上誠
空位
前タイトル保持者
佐藤幸治
第41代OPBFミドル級王者

2009年8月2日 - 2009年12月13日

次王者
佐藤幸治



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