鈎 (中国の武器)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/19 18:23 UTC 版)
鈎(こう、ゴウ)は中国の伝統的な武器である。先の曲がった金属製の道具(一般的な鉤)の握り手部分に月牙と呼ばれる三日月状の刃を付けているのが特徴で、日本では護手鈎(ごしゅこう)と呼ぶこともある。この武器は、少林拳、蟷螂拳、鷹爪翻子拳などでは現在も虎頭双鈎(ことうそうとう、フー・トウ・シャン・ゴウ)という2本の鈎を持つスタイルで愛用されている。武術演武でも同様に両手に2本の鈎を持つスタイルが好まれており、その場合は双鈎もしくは護手双鈎と称される。
- ^ 「鉅」は釣り針のこと。ここでは鈎と同義であろう。
- ^ [1] 『墨子 巻十五 備穴』
- ^ a b ー篠田耕一 著 『武器と防具 中国編』新紀元社(1992年) ISBN 4-88317-211-2
- ^ [2] 『釋名 釋兵第二十三』
- ^ “造型怪異卻能克戟,鉤鑲為何會退出戰場?” (中文) (2017年7月21日). 2018年9月28日閲覧。
- ^ “「虎頭鉤」與「鳳頭鉻」” (中文). 香港01. (2018年8月6日) 2018年9月28日閲覧。
- 1 鈎 (中国の武器)とは
- 2 鈎 (中国の武器)の概要
- 3 外部リンク
Weblioに収録されているすべての辞書から鈎 (中国の武器)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から鈎 (中国の武器)を検索
- 鈎 (中国の武器)のページへのリンク