満城漢墓とは? わかりやすく解説

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まんじょう‐かんぼ〔マンジヤウ‐〕【満城漢墓】

読み方:まんじょうかんぼ

中国河北省満城県にある前漢代の古墓武帝の兄中山王劉勝(りゅうしょう)とその妻の墓で、玉片を金糸綴る金縷玉衣(きんるぎょくい)をまとった遺骸出土1968年発掘


まんじょうかんぼ 【満城漢墓】

中国河北省満城県にある前漢中期の墓。一九六八発掘被葬者景帝の子中山王劉勝とその妻とみられ、玉片を金糸つづった金縷玉衣などで有名。

満城漢墓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/16 05:45 UTC 版)

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満城漢墓(まんじょうかんぼ)は、中国河北省保定市満城区に位置する2基の前漢の墓である。

概要

満城県(現・満城区)の陵山の山頂で発見された。1号墓の墓主は、前漢の中山靖王劉勝。2号墓の墓主はその妻の竇綰である。1号墓は全長が51.7メートル、幅は最も広いところで37.5メートル、高さは最高部で約7メートルあった。2号墓は全長が49.7メートル、幅65メートル、高さ7.9メートル。両者とも東向きで、形式や構造もほぼ等しい。平面形は「早」字形を呈し、墓道・甬道・北耳室・南耳室・中室・主室・側室・回廊から成っていた。

副葬品は4,200点以上にのぼり、もっとも重要な発見は「金縷玉衣」である。ほか「金象眼博山炉」「朱雀灯」「銅漏壺」「三鈞鉄権」「長信宮灯」などが出土している。

参考文献

  • 黄石林、朱乃誠著,高木智見訳『中国文化史ライブラリー 中国考古の重要発見』(2003年,日本エディタースクール出版部)
  • 飯島武次『中国考古学のてびき』(2015年,同成社)

座標: 北緯38度56分50秒 東経115度17分19秒 / 北緯38.947222度 東経115.288611度 / 38.947222; 115.288611




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