釜山劇場とは? わかりやすく解説

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釜山劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/16 01:28 UTC 版)

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釜山劇場(プサンげきじょう、朝鮮語: 부산극장)は、1934年に建てられた釜山最初の映画上映劇場で、単独では国内最多の座席数(1,011席)を有している。

歴史

  • 1937年:釜山の忠武路(チュンムロ)2街18番地に、釜山劇場が建てられる。
  • 1950年:(朝鮮戦争中の)第10回および第11回臨時国会1951年6月まで)に使用。
  • 1955年9月13日:大規模増築工事(釜山最大規模)
    • 323坪、2階建て、鉄筋コンクリート構造で、劇場舞台は75坪、スクリーンのサイズは横11.5m、縦5.3m、座席数は1階席、2階席を合わせて1,297席であったが、1階の後方部分は柱のために映画が見づらかった。
  • 1959年:「韓国映画専用上映館」として定着(1959年から1972年まで、外国映画は上映されなかった)
  • 1960年:釜山劇場は韓国映画全体の44%を上映し、地方部では最高の映画館となった。
  • 1973年香港映画ドラゴン怒りの鉄拳』を上映し、「韓国映画専用上映館」としては幕を下ろす。
  • 1982年:釜山最初の複合映画上映館に改装。
  • 1983年:現在の釜山劇場の骨組みが建設される。
    • 敷地400坪余り、地下1階~地上4階、総座席数1,491席
  • 1993年:内部を改装し、現在の釜山劇場の姿となる。総座席数2,265席。
  • 1999年中区南浦洞6街78-2番地に「釜山劇場チャガルチ(부산극장 자갈치)」3館を開館した。
  • 2000年:中区南浦洞5街24-6番地にあった旧・第一劇場(제일극장)を引き受けして跡地に映画館を改めて新築した(5館、合計924席)。
  • 釜山(プサン)劇場が所有する全上映館の座席数は、合計4,074席となる。

構造

釜山劇場が自慢する1館は、複層式構造で、1階は傾斜のない平床の構造となっており、スクリーンは1階と2階の間の高さに横17m、縦7.5mの大きさで位置している。 1館の2階は一般的な階段型になっており映画の鑑賞に不便はない。

釜山劇場の旧館である1館、2館、3館は施設が老朽化しており、一般的にいう最新施設ではなく、階段型ではない、平坦に並べられた席から、やや見上げるようにして映画を鑑賞する方式になっている。

釜山劇場の新館である4館、5館、6館、7館、8館は、釜山劇場の旧館とは異なり、上映館の床は階段型である。

映写機は、4Kデジタルシネマを鑑賞するのに充分なものであり、メガボックス (메가박스MEGAMAX) と同等の最高施設を誇っている。

関連項目

脚注




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