金田一氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/28 16:16 UTC 版)
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金田一氏(きんだいちし)は、日本の氏族の一つ。
出自
『系胤譜考』では南部支族四戸氏の分流に属する。武田彦三郎が天正19年(1591年)の九戸政実の乱の後に、南部信直より二戸郡金田一[1]を領地に賜り、在所をとって氏とした。と、通説となっているが、「奥南旧指録」には平館氏、長牛氏らと同様、一戸氏庶流と記載されている。
また、それ以前より金田一村を領して金田一氏を称する家系もあり、早くから三戸南部氏直属の家臣となっていたらしく、「南部根元記」には、九戸政実の乱に際して、南部信直の陣には、金田一下総、同右馬之介、切田小太郎などの名が見られる。
系譜
四戸氏支族 絞旧割菱 南部宗朝 : : 武田彦三郎 ┃ 金田一駿河 ┣━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━┓ 駿河 義孚 市助 忠次郎 ┃ ┃ ┃ ┣━━━━━━━┳━━━┓ 玄言 忠玄 義尚 言政 吉次 義秀 ┃ ┃ ┃ ┃ 与三郎 玄倚 義綱 吉氏 ┣━━━┓ ┃ ┣━━━┓ 殊高 義祐 義治 吉久 吉豊 ┏━━━━┫ ┃ ┃ 義房 義武 義路 吉定 ┃ ┃ 忠弥 義休 ┃ ┃ 良左衛門 義辰 ┃
また、岩手郡仁王村四ツ家町(現:盛岡市本町通二丁目)に、屋号を「大豆屋」とする和薬問屋の金田一家がある。家伝[2]によれば、姓は出自の金田一村(二戸市)によるものといい、元禄年間より検断を務めた。
脚注
- ^ 太田 1934, p. 1951.
- ^ 「角川日本姓氏歴史人物大辞典」編纂委員会 1998, p. [要ページ番号].
参考文献
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- 太田亮、国立国会図書館デジタルコレクション 「金田一 キンダイチ」 『姓氏家系大辞典』第2巻、上田萬年、三上参次監修 姓氏家系大辞典刊行会、1934年、1951頁。全国書誌番号:47004572 。
- 『南部藩 参考諸家系図』第1巻、国書刊行会、1984年12月15日。 ISBN 978-4-336-01144-2。
- 『岩手県史』第3巻 中世篇 下、岩手県、1961年10月20日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 3 岩手県』 角川書店、1985年3月8日。 ISBN 4-04-001030-2。
- 「角川日本姓氏歴史人物大辞典」編纂委員会 『角川日本姓氏歴史人物大辞典 第3巻 「岩手県姓氏歴史人物大辞典」』 角川書店、1998年5月18日。 ISBN 4-04-002030-8。
関連項目
金田一氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/01 13:39 UTC 版)
金田一氏(きんだいちし)は、金田一城に在城している。金田一氏の系図によると南部信直に仕えた武田彦三郎の子が金田一氏を名乗ったとしており、宗朝系列の四戸氏との関連は不明である。
※この「金田一氏」の解説は、「四戸氏」の解説の一部です。
「金田一氏」を含む「四戸氏」の記事については、「四戸氏」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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