金永日とは? わかりやすく解説

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金永日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 03:09 UTC 版)

金永日
各種表記
チョソングル 김영일
漢字 金 永日
発音 キム・ヨンイル
英語表記: Kim Yong-il
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金 永日(キム・ヨンイル、朝鮮語: 김영일1947年3月17日 - 2023年10月1日までに死去)は、朝鮮民主主義人民共和国外交官政治家朝鮮労働党国際部長、党中央委員会書記局書記(国際担当)、党中央委員会政治局員候補を歴任。

経歴

平壌外国語大学卒業。1975年に北朝鮮政府の外交部(外務省)に入り。国際部に所属する。アフリカ諸国の北朝鮮大使館員などを務め、駐リビア北朝鮮大使。その後、中国日本との外交交渉を担当する。

2002年9月の日本の小泉純一郎首相の訪朝時に平壌国際空港(順安空港)で出迎える。1993年に外務次官となる。2010年朝鮮労働党国際部長となる。2010年9月の第3回党代表者会で党中央委員会書記局書記および党中央委員会政治局員候補となる[1]2011年12月の金正日の死去の際には国家葬儀委員会の序列第16位のメンバーに選出された[2]

2014年4月9日に開催された第13期最高人民会議第1回会議で党国際部長、党中央委員会書記局書記(国際担当)を解任された。後任は姜錫柱となる。

2016年5月に開催された朝鮮労働党第7次大会で党中央委員会政治局員候補からの退任が確認された[3]

2023年10月2日金正恩総書記10月1日に金永日の霊前に花環を贈ったと報じられる[4][5]。75 - 76歳没。

脚注

  1. ^ アジア経済研究所(編) 『アジア動向年報2011』 アジア経済研究所、2011年、68ページ。
  2. ^ 「金正日・北朝鮮総書記死去 国家葬儀委員会名簿232人 筆頭は正恩氏」『毎日新聞』2011年12月20日。
  3. ^ 朝鮮勞動黨19人政治局委員名單出爐”. 大公網 (2016年5月10日). 2016年6月1日閲覧。
  4. ^ 朝鮮中央通信(朝文版 2023年10月2日閲覧)
  5. ^ 金永日氏死去 北朝鮮の元党書記”. 47NEWS (2023年10月2日). 2023年10月2日閲覧。



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