野球選手が夢だった。とは? わかりやすく解説

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野球選手が夢だった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 03:54 UTC 版)

『野球選手が夢だった。』
KANスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポリドール・レコード
アップフロントワークス(再発盤)
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 1991年度年間17位(オリコン)
KAN アルバム 年表
HAPPY TITLE -幸福選手権-
1989年
野球選手が夢だった。
1990年
ゆっくり風呂につかりたい
1991年
『野球選手が夢だった。』収録のシングル
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野球選手が夢だった。』(やきゅうせんしゅがゆめだった。)は1990年7月25日に発売されたKAN5作目のアルバム。[1][2]

概要

本作からシングルカットされた「愛は勝つ」のロングヒットにより徐々に売上を伸ばし、翌年1991年度のアルバムチャート17位にランクインした。

最初のレコーディングでアレンジャーに佐藤準を起用、「青春国道202」と、「それでもふられてしまう男」[3]の2曲がレコーディングされた。しかしKANが作成したデモテープのアレンジと全く違うリズムパターンでアレンジされていたことにKANは立腹、「これは自分の曲ではない」と言ってスタジオを去ろうとするなど、大いにもめたレコーディングとなった[4]。この事がきっかけで、次のレコーディングではアレンジャーを変更し、共同アレンジャーとして小林信吾が参加。本作以後、12thアルバム『KREMLINMAN』までは、KANの最も信頼するアレンジャーとして、殆んどのKANの楽曲を手がける。

ジャケット写真の撮影場所は多摩川の河川敷。東急田園都市線の現二子玉川駅近くの野球広場である。このアルバムのジャケットの表紙の写真選びでもKANとプロデューサーで対立し大きく揉めたが、期限が目前に迫っていたため止むを得ずKANが折れた[5]。KANが希望していた写真はブックレットの裏表紙に使用された。

収録曲

CD
全作詞・作曲: KAN、全編曲: 小林信吾・KAN(※特記以外)。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 愛は勝つ KAN KAN
2. 「恋する二人の834㎞」 KAN KAN
3. 「けやき通りがいろづく頃」 KAN KAN
4. 「青春国道202」(※編曲: 佐藤準) KAN KAN
5. 「千歳」 KAN KAN
6. 「Happy Birthday」 KAN KAN
7. 「僕たちのEaster」 KAN KAN
8. 健全 安全 好青年 KAN KAN
9. 「1989 (A Ballade of Bobby & Olivia)」 KAN KAN
10. 「君が好き胸が痛い」(※編曲: KAN) KAN KAN
合計時間:

外部リンク

脚注

  1. ^ KAN/野球選手が夢だった。”. tower.jp. 2021年11月15日閲覧。
  2. ^ UP-FRONT WORKS”. www.up-front-works.jp. 2021年11月15日閲覧。
  3. ^ アルバム未収録、後にシングル「愛は勝つ」のカップリングに収録。
  4. ^ 佐藤に対する怒りではなく、自分のアレンジを尊重することを本人にきちんと伝えていなかったことや「アレンジをやり直してほしい」というKANの要求をプロデューサーが聞き入れず無視したことに対する怒りであった。
  5. ^ これに関してKANは、1992年に出版された書籍『ぼけつばりほり』にて「一生後悔するだろう」と語っている。



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