野獣生誕とは? わかりやすく解説

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野獣生誕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 09:49 UTC 版)

野獣生誕
エアロスミススタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年10月
ジャンル ハードロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース エイドリアン・バーバー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 21位(アメリカ・1976年[1]
  • エアロスミス アルバム 年表
    野獣生誕
    (1973年)
    飛べ!エアロスミス
    (1974年)
    テンプレートを表示

    野獣生誕 (原題:Aerosmith)は、アメリカのロックバンドエアロスミスのファースト・アルバム。1973年1月発売。日本の発売元はソニー・ミュージックレコーズ

    解説

    プロデューサーは、オールマン・ブラザーズ・バンドのファースト・アルバムを手掛けた、エイドリアン・ハーバーが起用された。

    2度目のデビューとなるスティーヴン以外は皆新人なので、マネージャーは何もかも忘れてレコーディングに没頭出来るよう、彼らを短期間合宿させたという。

    発売時は酷評され、ローリングストーン誌には相手にもされず、レコード会社にも契約を打ち切られそうな中、マネージャーやメンバー達の必死の嘆願でシングル・カットされた「ドリーム・オン」は最高60位まで上昇し、3年後の1976年に再発売されビルボード誌で6位のヒットとなり、アルバム自体も21位まで達した。

    「ママ・キン」は、スティーヴンがデビュー前から温めていたお気に入りの曲で、エアロスミスが結成された際、彼は左腕に「MA KIN」とタトゥーを入れている。また、ガンズ・アンド・ローゼズがメジャー・デビュー前のライヴでカヴァーし、アルバム『GN'Rライズ』に収録、さらにはパリ公演にスティーヴンとジョーを招き、この曲と「トレイン・ケプト・ア・ローリン」をセッションした。

    「ウォーキン・ザ・ドッグ」は、ローリング・ストーンズのファースト・アルバムでもカヴァーしたルーファス・トーマスの曲で、後にラットもファースト・アルバムでカヴァーした。

    収録曲

    1. メイク・イット - Make It (3:39)
      Words/Music:S.Tyler
    2. サムバディ - Somebody (3:45)
      Words/Music:S.Tyler,S.Emspack
    3. ドリーム・オン - Dream On (4:26)
      Words/Music:S.Tyler
    4. ワン・ウェイ・ストリート - One Way Street (7:01)
      Words/Music:S.Tyler
    5. ママ・キン - Mama Kin (4:25)
      Words/Music:S.Tyler
    6. ライト・ミー - Write Me (4:10)
      Words/Music:S.Tyler
    7. ムーヴィン・アウト - Movin' Out (5:02)
      Words/Music:S.Tyler,J.Perry
    8. ウォーキン・ザ・ドッグ - Walkin' the Dog (3:12)
      Words/Music:R.Thomas

    カヴァー

    「ドリーム・オン」は、ケリー・スウィート『ウィー・アー・ワン』(2007年)でカヴァーされた。

    脚注




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