野獣死すべし (1997年の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 06:16 UTC 版)
『野獣死すべし』(やじゅうしすべし)は、1997年の日本映画[1]。大藪春彦の同名小説の映画化作品の一作である。
概要
- オリジナルビデオの企画として、続編『野獣死すべし 復讐篇』との2本立てで作られた。
 - 本作の伊達邦彦は「新聞工場の印刷工」「幼い日のある夜に、自分の目の前で殺された両親の敵をとる」という設定になっている。
 - 企画にあたっては、原作者の大藪の遺族からの意向を受け[2]、時代に合わせた設定の修正以外は原作に沿ったストーリーとした。
 
キャスト
- 伊達邦彦:木村一八(幼少期:池上央将)
 - 伊達晶子(邦彦の妹):三浦早苗(幼少期:岡崎愛)
 - 智子(邦彦の叔母):ひし美ゆり子
 - 矢島裕介(邦彦の両親を殺した黒幕の政治家):内田勝正
 - 伊達英彦(邦彦の父):岡島博徳
 - 伊達佐和子(邦彦の母):西尾真理
 
パート1
- 大山勝(刑事):永澤俊矢
 - 小林久美子:中島宏海
 - 真田(伊達の元同僚):芹沢礼多
 - チャーリー陳:趙方豪
 - 岡田:山西道広
 - 塙雅子(伊達のマンションの隣人):真梨邑ケイ
 - 薄田(闇医者):佐藤蛾次郎
 - 塩田:草薙仁
 - 関川:常川博行
 - 三田徹夫:垂水直人
 - 稲宮誠
 - 陳のボディガード:沢田豊志
 - 真田の妻:徳永廣美
 - 真田の娘:森岡朋奈
 
復讐篇
- 若月貴美子(矢島の選挙カーのウグイス嬢):久野真紀子
 - 矢島雅之(矢島裕介の息子):榊原利彦
 - バーのマスター:名高達男
 - 高田:須藤正裕
 - 小川:金子研三
 - 市村:木村栄
 - 水野:木下ほうか
 - 長谷川 :松山鷹志
 - 町田:飯島大介
 - ロバート(武器売人):セルジオ・アラーコン
 - アンナ(ロバートのエージェント):沢木麻美
 - モデルガンショップの親父:諏訪太朗
 
スタッフ
- 監督:廣西眞人
 - 原作:大藪春彦
 - 脚本:森岡利行
 - 音楽:石川忠
 - 撮影:田口晴久
 - 技斗:多賀谷渉
 - スタント:オフィスワイルド
 - ガンエフェクト:BIGSHOT
 - 音響効果:中村佳央(東洋音響カモメ)
 - スタジオ:日活撮影所
 - 現像:東映化学
 - タイトル :島田プロダクション
 - モデルガン協力:バクレツパイナップル、東京マルイ
 - 製作指揮:加藤博之
 - 製作者:池田哲也
 - 企画:武内健
 - プロデュース:小野克己、高橋伸行
 - 製作協力:フィルム・シティ
 - 製作:大映
 
脚注
- ^ “野獣死すべし:作品情報・キャスト・あらすじ”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2025年8月11日閲覧。
 - ^ 月刊シナリオ1997年3月号内記事:森岡利行「野獣死すべし」冒頭部解説より
 
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