野外洗濯セット2型
野外洗濯セット2型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 04:24 UTC 版)
野外洗濯セット2型(やがいせんたくセットにがた)は、陸上自衛隊の需品科に装備されている需品装備。野外洗濯セットの後継器で、1997年度(平成9年度)に調達が開始され、翌1998年度(平成10年度)より納入が開始された。主に後方支援連隊補給隊などに配備されている。
特徴
先代の不備な点を踏まえ、さらに洗練化させ処理能力を向上させている。
構成としては、洗濯機、乾燥機、揚水ポンプ、発電機が1tトレーラ上に搭載され、その他の作業用機材はトレーラを牽引する3 1/2tトラックの後部に積載される。
トレーラの形状はボックス型になっており、作業をする際には側面パネルが開いてこれが屋根代わりになる[1]。
演習などよりも、災害派遣で使用されることが多い[1]。
諸元・性能
- トレーラ搭載機材
- 業務用天幕一般用
- 貯水タンク10,000L(ビニール折りたたみ式)
- 付属品
製作
- 伸誠商事
- 文化精工
脚注
注釈
出典
参考文献
- 自衛隊装備年鑑 2018-2019, 朝雲新聞社, 144頁
- 矢作真弓『自衛隊装備完全図鑑』コスミック出版、2019年10月25日。ISBN 978-4-7747-8702-2。
関連項目
外部リンク
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