酵母のトレハラーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 21:53 UTC 版)
出芽酵母では、少なくとも2種類のトレハラーゼが報告されている。1つは、cAMP依存性リン酸化により制御されていると報告されている。この酵素の活性は細胞質内で見られ、最適pHは約7.0であることから、中性トレハラーゼ(NT)と呼ばれる。もう1つのトレハラーゼ活性は液胞内で見られる。こちら酵素の最適pHは約4.5であることから、酸性トレハラーゼ(AT)と呼ばれる。これらの2つの酵素は、それぞれNTH1、NTH2という別の遺伝子にコードされている。
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