郷札の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 02:53 UTC 版)
李基文(1998)を基にして、郷歌「処容歌」の冒頭とその解釈の一例を挙げる。1.が郷札、2.が解釈例(ローマ字は福井玲式翻字)、3.が日本語訳である。 東京明期月良夜入伊遊行如可 東京 b@rgi d@ra bam dyri nornidaga 東京の明るき月に夜更けまで遊びて この文の解釈においては、「b@rgi(明期)」における「-i」を連体形と見るのは妥当か(中期朝鮮語:-n)、処格「良」は「-a」と読んでしかるべきか(中期朝鮮語の処格:-애/-에)、「遊行如可」は「nornidaga(놀니다가)」と見てよいか(現代朝鮮語:노니다가)など、細かい点で未だ不明な点が多い。
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