郷村の様相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:19 UTC 版)
宋代の農村の構成要員としては 大地主。当時の用語で官戸・兼併・形勢戸と呼ぶ。 地主 自作農 小規模自作農 佃戸(完全小作農) 五等戸制では、400畝以上を所有する戸が一等戸、150畝以上の田を所有する戸が二等戸、凡そ50畝以上が三等戸、凡そ50畝以下が四等戸、凡そ30畝以下凡そ6畝以上が五等戸である。両税を納める戸を主戸といい、納税する能力のない戸を客戸と呼ぶ(主戸客戸制)。 宋代には隠田と呼ばれる脱税・資産隠蔽が特に官吏と一体の士大夫の間に横行し、時代が下るにつれ深刻化したが、その割合は北宋末~南宋初期の段階で5割前後と推計されている。
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