部位に応じた分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 14:59 UTC 版)
詳細は「左脚ブロック」および「右脚ブロック」を参照 左脚ブロック 左脚枝内で伝導障害を来たした場合に生じる。また、左脚は電気生理学的に分枝していることから、12誘導心電図上の所見はより多彩となっている。完全左脚ブロック V1誘導でQSパターンを呈し、V6誘導でq波を認めない。 左脚前束枝ブロック 著明な左軸偏位(-45〜-90度)、QI SIIIパターン(I誘導でq波、III誘導で深いS波)を認める。 左脚後束枝ブロック 著明な右軸偏位(+100〜110度)、SI QIIIパターン(I誘導で深いS波、III誘導でq波)を認める。 右脚ブロック 右脚枝内で伝導障害を来たした場合に生じる。12誘導心電図上、V1誘導ないしV2誘導でrSR'パターンを呈し、またI誘導とV6誘導で幅広いS波が認められる。
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