邦訳名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:21 UTC 版)
「妖蛆の秘密」という邦訳は荒俣宏によるもの。しかし、当初は読み方は特になかった。捻らずに音読みでは「ようそ」である。 しかし「ようしゅのひみつ」と読むのが通例となっている。大瀧啓裕が1982年に青心社単行本『クトゥルー3』「暗黒の儀式第一章・ビリントンの森」にて、「ようしゅのひみつ」とルビを振り、以降の創元推理文庫の『ラヴクラフト全集』や青心社の『クトゥルー』にて広まる。読みの由来は、先行で翻訳されていたスミスの『白蛆の襲来』(びゃくしゅのしゅうらい)からの影響が指摘されている。
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