遺跡の規模及び概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 17:52 UTC 版)
ノームルは、祭祀センターとしてはやや変わった構造をしており、メキシコとベリーズの自然の国境であるオンド川を見下ろす「とさか」のように切り立った尾根の上に立地する。遺跡の広がりは31k㎡に及び、長さ400mの「サクベ」 と呼ばれる提道に結ばれた東グループと西グループからなっており、双方合わせて10の「プラザ」と呼ばれる中庭を囲んだ建築グループがある。さらにこれらの建造物群は、80以上の建物が組み合わさってできている。東グループのほうがやや規模が大きく発掘調査も進んでいる。西グループには、高さ20mのピラミッドと小規模ながら「アクロポリス」と呼ばれる重層的な建築複合、この遺跡で二番目に大きな「プラザ」がある。アメリカ隊による1980年代の4期にわたる発掘調査のほか政府機関による発掘調査が行われている。
※この「遺跡の規模及び概要」の解説は、「ノームル」の解説の一部です。
「遺跡の規模及び概要」を含む「ノームル」の記事については、「ノームル」の概要を参照ください。
- 遺跡の規模及び概要のページへのリンク