遺構とその分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 04:33 UTC 版)
サン・バルトロは、2002年に行われた踏査で、中心部には、100基以上の建造物が「ベンタナス」(窓のある神殿)と「ピントゥラス」と呼ばれるおおきくふたつのグループを形成しながら1平方キロ以上にわたってひろがっていることが明らかになった。「ラス・ベンタナス」の北東隣に500基の建物を伴う「ハバリ(Jabali、「野生の熊」)」複合がある。一方で、サン・バルトロの居住区は、「ラス・ベンタナス」を中心にしつつも、雨期に湿地となる場所ぎりぎりまで散在的に分布していることも明らかになった。 2004年にヨシュア・クオーカの担当した調査によって、ラス・ベンタナス神殿の北方150mの位置にある構築物86号の近くで石器を加工した後に生じる剥片が集中的に廃棄されている場所があることが分かり、石器工房があったことが確認された。
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