過眠症との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 04:14 UTC 版)
ICSDでは提案段階の分類に、Long Sleeper(307.49-2)が挙げられている。十分な睡眠が得られれば、日中の眠気や、意欲などに不満はないとしている。 典型的な過眠症では、9時間、10時間寝ているのに、日中にまだ疲労感があり昼寝をする。『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM-IV-TR)の原発性過眠症の鑑別診断の項に、正常な睡眠時間にはかなり個体差があり、平均より長い睡眠時間を要する長時間睡眠者は、その人が必要とする睡眠がとれた時には、昼間の眠気などの症状は訴えない。職業上の特徴などで単に睡眠が不十分な場合には、休暇の時に代償的に多く眠り、原発性過眠症のように何十年も続くことはない。ただの長眠者である。
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