過去のドイツ陸軍における階級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/18 01:55 UTC 版)
「歩兵大将 (ドイツ)」の記事における「過去のドイツ陸軍における階級」の解説
歩兵大将(General der Infantrie) 襟章 肩章 袖章 ドイツ陸軍における階級章 歩兵大将はドイツの陸軍 (ドイツ帝国陸軍、ヴァイマル共和国軍、ドイツ国防軍) およびプロイセン王国陸軍やオーストリア=ハンガリー帝国陸軍の歩兵科における兵科大将であり、NATO階級符号ではOF-8に相当した。将官としては3番目に高位の階級であり、上には上級大将と元帥しかない。現在の三つ星の将官にあたる。戦間期のフィンランド軍にも相当する階級 (フィンランド語: Jalkaväenkenraali) が設けられていた。 ドイツでは騎兵科および砲兵科に同格となる騎兵大将および砲兵大将が設けられていた。ドイツ国防軍では1935年に装甲兵大将、山岳兵大将、降下猟兵大将、通信兵大将が加えられた。また、ドイツ空軍では航空兵大将が設けられた。これらはすべて同格とされ、特に兵科を明記することなく単に大将と呼ばれた。 旧来の歩兵大将は現代のドイツ連邦軍においては中将(Generalleutnant)に相当する。東ドイツ国家人民軍には相当する階級はなく、大将(Generaloberst)に統一されていた。
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