CGシリコン液晶
別名:連続粒界結晶シリコン液晶,連続粒界結晶Si液晶
【英】Continuous Grain Silicon LC
CGシリコン液晶とは、CGシリコン(連続粒界結晶シリコン)と呼ばれるポリシリコンの薄膜を利用した液晶の方式である。
CGシリコンは、結晶の粒子どうしの境界が規則的につながった構造となっており、従来のシリコンに比べて、半導体内部を電子が移動する速度が非常に高速であるという特徴がある。アモルファスシリコンに比べると約600倍の速度が実現できるという。
CGシリコンを利用することで、LSIを含む複数の回路を液晶パネルの上に搭載することも可能とされる。CPUやメモリを含めた電子回路を液晶パネルに組み込んだ液晶は「システム液晶」と呼ばれており、実用化に向けて開発が進められている。
参照リンク
CGシリコンとポリシリコン - (シャープ)
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