通常の靴との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 10:14 UTC 版)
普通の靴との違いは以下の通り。なお、これは旧式の一般的登山靴である。 滑りにくくするため、靴底の刻みが深く大きい。 凹凸の多い地面で足裏を痛めないよう、靴底が厚くて硬い。 石に当たったりした場合にも足を痛めないよう、全体に分厚い素材で作られている。 急傾斜を歩いた時に足首に負担がかからないよう、足首までを覆うようになっている。 これらの結果として登山靴は非常に重くなり、素材が革しかなかった時代にはkg単位の重さがあった。これは必ずしも悪いことではなく、特に重い荷物をかつぐ場合には、足が振り子の要領で振り出せ、むしろ歩きやすい側面もあった。しかし重ければよいわけではないし、荷物が少ないときには軽いに越したことはない。軽登山用には布製のキャラバンシューズというのがあった。しかしその後次第に様々な合成素材が開発され、登山靴の種類も増えていった。
※この「通常の靴との違い」の解説は、「登山靴」の解説の一部です。
「通常の靴との違い」を含む「登山靴」の記事については、「登山靴」の概要を参照ください。
- 通常の靴との違いのページへのリンク