透明なブルーとは? わかりやすく解説

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透明なブルー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:31 UTC 版)

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透明なブルー
天野花スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間
プロデュース 村雲順樹
天野花 アルバム 年表
  • 透明なブルー
  • (2018年)
『透明なブルー』収録のシングル
  1. 「Honey Days」
    リリース: 2015年3月21日
ミュージックビデオ
「かさぶた」 - YouTube
ライブ映像
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透明なブルー』(とうめいなブルー)は、日本シンガーソングライター天野花の初のオリジナル・アルバム。 リリース作品としては、2015年発売のシングル『Honey Days』以来約3年ぶりで、自身初となるアルバム作品。

背景・リリース

天野が月1回レギュラーを務めるコミュニティ・ラジオ『渋谷のラジオ』のパーソナリティである小原信治の勧めにより[1]、5月9日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてアルバム制作に必要な費用を一般から募った。7月26日に目標金額である70万円を大きく上回る181万3500円を調達した[2]。完成したアルバムは、11月23日に地元の八丈島で開催された初のワンマンライブ「透明なブルー」よりライブ会場限定で販売が開始された[3][4]

収録曲の編曲は村雲順樹と百目鬼しおりが担当しており、村雲はサウンド・プロデュースとエレクトリック・ギターの演奏、百目鬼はボーカル・ディレクションも兼任している[5]。ジャケットデザインは小山七海が担当した[6]

収録曲は、シングル曲「Honey days」や舞台の主題歌などを含む全12曲。一方、シングル『Honey Days』に収録の「無題のラブソング」(本作に収録のものと同名異曲)「シーラ」「弱虫の金曜日」、オムニバス盤『鉄コンピ Vol.4 ライブ盤』に収録の「三十路バラッド」は未収録となった。

収録内容

全作曲: 天野花。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲 時間
1. 「Honey days」 天野花 天野花 村雲順樹
2. 「Siren」 天野花 天野花 村雲順樹
3. 「エンディングロール」 天野花 天野花 百目鬼しおり
4. 「次の恋人は社会人」 天野花 天野花 村雲順樹
5. 「無題のラブソング」 天野花 天野花 村雲順樹
6. 「パンプルムース」 天野花 天野花 村雲順樹
7. 「chrome」 天野花 天野花 百目鬼しおり
8. 「かさぶた」
  • 天野花
  • 野中うみ
天野花 村雲順樹
9. 「wonder」 天野花 天野花 村雲順樹
10. 「0の歌」 天野花 天野花 百目鬼しおり
11. 「群青」 天野花 天野花 百目鬼しおり
12. 「透明なブルー」 天野花 天野花 村雲順樹
合計時間:

曲の解説

  1. Honey days
    1stシングル表題曲をリアレンジ・リレコーディングした音源。
    楽曲について天野は、「好きな人がいて、頭がおかしくなったときに書いた曲」とコメントしている[7]
  2. Siren
    楽曲について天野は、「毎日機械のように働いている中で、心の中に生まれた一匹の怪獣」とコメントしている[8]
  3. エンディングロール
  4. 次の恋人は社会人
  5. 無題のラブソング
    1stシングル『Honey Days』には、同名の異なる楽曲が収録されていた。
  6. パンプルムース
    江國香織の同名の詩に登場する女の子を主人公とした楽曲[9]
  7. chrome
    ライブハウス支援企画「Save Our Place」の一環として配信されたアルバム『めぐる』に[10]、弾き語り音源が収録された[11]
  8. かさぶた
    舞台『ラブレター 〜さよならきみどりちゃん〜』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、天野は全5公演で歌唱した[12]。また、本作の収録曲で唯一作詞が他者との共作となっている。
    8月13日に本曲のミュージック・ビデオが公開された。なお、天野の楽曲のミュージック・ビデオは本曲が初となる。ミュージック・ビデオの主演は後藤早貴で、監督・撮影は坂功樹が担当した[13]
  9. wonder
    天野曰く「図書館で働く美人のお姉さんに向けて作った」楽曲[14]
  10. 0の歌
    楽曲について天野は「なんのために歌っているのかわからなくなって、2年ほど曲が書けなくなっていた。」「空っぽの私が、泣きながら書いた曲。この曲を作って思い出したのは、歌うのがたまらなく好きで仕方ないということ。」とコメントしている[15]
  11. 群青
    ライブハウス支援企画「Save Our Place」の一環として配信されたアルバム『めぐる』に[10]、弾き語り音源が収録され[11]、2021年に発売されたアルバム『暁を泳いで』には再録音した音源が収録された。
  12. 透明なブルー
    タイトル曲で、アルバムタイトルにもなっている曲のタイトルは、天野の故郷である八丈島の海に由来している。
    コントラバスは小栢伸五が担当[16]
    間奏には、天野によるセリフが挿入されている。

演奏

※特記がない限り、歌詞カードの記載に準拠。

  • 天野花:Vocal, A.guitar(M1 - M5,M7 - M12)
  • 村雲順樹:E.guitar, A.Guitar(M6)
  • 神林祥太:Drums(M1,M2,M3,M4,M5,M7,M8,M10,M11,M12)
  • 金指卓哉:Drums(M6,M9)
  • 中島昭:Bass(M1 - M11)
  • 小栢伸五:Bass(M12)
  • 友田ジュン:Key(M2 - M8,M10 - M12)[17]
  • 百目鬼しおり:Chorus[18]

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ 今井智子「歌が好きというだけでここまでやってきた―八丈島出身のシンガー・ソングライターの意欲作」『ミュージック・マガジン』2021年7月号、株式会社ミュージック・マガジン、2021年6月18日、 27頁、 ASIN B0954YTYQL
  2. ^ 八丈島出身シンガーソングライター天野花 愛しいうたで初めてのアルバムを作りたい!”. CAMPFIRE. 株式会社CAMPFIRE (2018年5月9日). 2019年8月13日閲覧。
  3. ^ profile”. 天野花 official website. 2021年3月31日閲覧。
  4. ^ 天野花の2018年11月24日 午前2:42のツイート2021年3月31日閲覧。
  5. ^ “アルバムをアレンジ、プロデュースを手掛けてくれるふたりをご紹介します。”. CAMPFIRE (株式会社CAMPFIRE). (2018年9月6日). https://camp-fire.jp/projects/76238/activities/61779 2019年8月13日閲覧。 
  6. ^ “CDジャケット制作について”. CAMPFIRE (株式会社CAMPFIRE). (2018年11月2日). https://camp-fire.jp/projects/76238/activities/61779 2019年8月13日閲覧。 
  7. ^ 「Honey Days」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
  8. ^ 「Siren」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
  9. ^ 「パンプルムース」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
  10. ^ a b “ライブハウス救済企画「Save Our Place」、ゆーきゃんのニューアルバムなど8作品配信開始”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年4月30日). https://natalie.mu/music/news/377553 2020年7月26日閲覧。 
  11. ^ a b 天野花の2020年4月30日のツイート2020年7月14日閲覧。
  12. ^ かさぶた”. 弱虫の金曜日 (2018年4月2日). 2020年7月26日閲覧。
  13. ^ 天野花の2019年8月13日のツイート2020年7月14日閲覧。
  14. ^ 天野花の2019年6月7日のツイート2020年7月14日閲覧。
  15. ^ 「0の歌」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
  16. ^ 小栢伸五の2019年1月16日のツイート2020年7月14日閲覧。
  17. ^ WORKS”. 友田ジュンofficial site. 2020年4月6日閲覧。
  18. ^ 天野花の2018年11月19日のツイート2020年7月14日閲覧。



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