逆密室の夕べ
逆密室の夕べ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 02:18 UTC 版)
その夜、鷲羽がオーナー兼料理長を務める高級レストラン「蘭駄無」を四人の客が訪れる。主役は、都内にあるスイミングスクールで役員を務める小口四郎と言う男。十日前、彼は同じく役員である京西光二が、兄の一也を殺害した現場に出くわしてしまい、そのまま用具倉庫に閉じ込められてしまった。 その直後、光二が足を滑らせて事故死。運の悪いことに、スクールが翌日から四日間の休みを取ることになっていたため、小口は五日後の昼過ぎまで飲まず食わずの状態で監禁されることになってしまったのだ。 新聞記者である従兄弟・的場俊夫から話を聞いた鷲羽は、給仕にかこつけて頻繁にテーブルを訪れて情報を集め、事件の意外な真相を探り当てる。
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