追悼の日と追悼の場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 08:37 UTC 版)
「メモリアル (人権団体)」の記事における「追悼の日と追悼の場」の解説
モスクワ・メモリアルは、毎年10月30日を「政治弾圧の犠牲者を追悼する日」とする反体制派の長年の伝統に従うようロシア当局を説得した組織の一つである。その後30年間、追悼の日はロシア全土で採用され、2016年までに「ロシア共同墓地」のウェブサイトに記載されている411ヶ所の埋葬地と記念地のうち103ヶ所で10月30日に年次行事が開催された。 1990年10月30日、モスクワのルビャンカ広場にあるポリテク博物館前に、白海にあるソロヴェツキー強制収容所から出土した無地の巨石が設置された。巨石が設置されたのは1918年からあるソ連のKGBや現在のロシア連邦保安庁本部のすぐ近くであり、記念碑の台座には「政治的抑圧の犠牲者に捧ぐ」と書かれている。記念碑ができたことで同様の記念碑のあり方について、長い間議論されていたが結論の出なかったことが解決された。
※この「追悼の日と追悼の場」の解説は、「メモリアル (人権団体)」の解説の一部です。
「追悼の日と追悼の場」を含む「メモリアル (人権団体)」の記事については、「メモリアル (人権団体)」の概要を参照ください。
- 追悼の日と追悼の場のページへのリンク