近隣探索の機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:58 UTC 版)
「近隣探索プロトコル」の記事における「近隣探索の機能」の解説
この方法によってつぎのような機能が実現される。 ルータ発見 (Router Discovery) ホスト・コンピュータがそれと同一リンク上にあるルータの位置を特定する。 プレフィックス発見 (Prefix Discovery) ホスト・コンピュータが接続されたリンクのアドレス・プレフィックスをみつける。 パラメタ発見 (Parameter Discovery) リンク MTU や外向きパケットのホップ・リミットのようなインターネット・パラメータを学習する。 アドレス自動設定 (Address Autoconfiguration) インタフェースに自動的にアドレスを設定する。 アドレス解決 (Address Resolution) 宛先 IPアドレスだけを知っているときにリンク上の宛先(たとえば近隣者)のリンク層アドレスを決定する。 次転送先決定 (Next-hop Determination) 宛先 IP アドレスをそのパケットを送るべき近隣者の IP アドレスにマップする。 近隣者到達不可能性検出 (NUD, Neighbor Unreachability Detection) 近隣者にもはや連絡可能ではないことを知る。 重複アドレス検出 (DAD, Duplicate Address Detection) 使おうとしたアドレスを他のノードが使用していないかどうかを知る。 リダイレクト (Redirect) 特定の宛先に届けるためによりよい次転送先ノードがあるとルータがホストに知らせる。
※この「近隣探索の機能」の解説は、「近隣探索プロトコル」の解説の一部です。
「近隣探索の機能」を含む「近隣探索プロトコル」の記事については、「近隣探索プロトコル」の概要を参照ください。
- 近隣探索の機能のページへのリンク