転換社債市場
株式の有利さと債券の安全性を兼ね備えた転換社債が東京証券取引所で売買され始めたのは1970年のことで、86年8月のピーク時には1日平均の売買代金が4,000億円を突破しました。しかし、バブル崩壊後は92年にその9分の1まで落ち込み、95年にかけて持ち直したものの、その後もジリ貧傾向がとまらず、99年は200-300億円ペースで推移しています。上場銘柄数は700銘柄を下回り、10年前のピーク時の58%の水準に過ぎません。平均価格も額面の100円を前後する低水準です。株式市場に比べ回復が遅れており、新たな振興策が望まれています。なお、取引方法などは株式に対応した内容となっています。
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