車山(やま)の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 07:57 UTC 版)
「車山」とは他地域の祭における山車や曳山のことで、他では2層が多いが、犬山では3層の構造となっている。これは「犬山型」とも呼ばれ、下層がお囃子所、最上層にはからくりが置かれ、中層は「中山」と呼ばれて最上層のからくりを動かす層となっている。1964年(昭和39年)に愛知県の有形民俗文化財に指定され、犬山駅東口のロータリーにはこの車山をイメージしたオブジェが置かれている。 各町の車山の名称は、枝町(愛娜街):遊漁神、魚屋町:眞先、下本町:應合子、中本町:西王母、熊野町:住吉臺、新町:浦嶌、本町(第一街):咸英、練屋町:國香欄、鍛冶屋町:壽老臺、名栗町:綘英、寺内町:老松、余坂町:寳袋、蘇登町:梅梢戯 である。なお、蘇登町→外町、壽老臺→寿老台のように、簡略化されて表現することもある。
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