赤ワインと白ワインの違い

実用日本語表現辞典

赤ワインと白ワインの違い

赤ワインと白ワインの違いは、第一に「色」であるが、これは（1）原料となるブドウの色の濃淡が違なる、（2）醸造の過程で果皮や種子を発酵させるか否かが異なる、といった要因で違いが生じる。

赤ワインは果皮の色の濃いブドウが主に用いられ、その濃い色の果皮も一緒に発酵させる。その後で「圧搾」を行いワインを絞り取る。果肉の色は淡いが果皮の色素が溶け込んで濃厚な深い色になる。

白ワインは、果皮の色の淡いブドウが主に用いられ、はじめに圧搾を行い果皮を取り除いてから発酵させる。このため、果肉の淡い色のみが残る。

（2021年4月27日更新）