販売・消費形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 20:59 UTC 版)
アイスクリンが販売されている地域はかなり少なく、主に高知県や沖縄県、また、横浜市の一部や倉敷市の美観地区、大阪城公園内などで販売されている。この中でも高知県では県内どこでも販売されておりポピュラーなものである。最近でこそ高知県ローカル色の強いものとして認識が広まってきたが、それでも高知県出身者が他県に無いのを知って驚いたり、他県の人が高知県内を旅行中バニラアイスだと思って買ったものが違う味だった(アイスクリン自体についてはおおむね好評のようである)など、エピソードには事欠かない。 これらご当地色の濃いアイスクリンの販売形態はおもに屋台など移動式店舗が一般的で、公道脇の歩道やイベント会場でパラソルを広げている様子が見られる。沖縄県では週末や祝日限定で、街道沿いに女子高生がアルバイトで販売する屋台が立つ。いずれも個別にパッケージされている場合は少なく、コーンに1食分を取り分けて販売する。 また、パッケージされた商品も、それらの地域ではショッピングセンターやスーパーマーケットなどで販売されているほか、インターネットなどを通じた通信販売もなされている。さらに、首都圏など他地域の小売店に並ぶこともある。その他、岡山県の氷菓メーカーオハヨー乳業より「昔なつかしアイス」として商品化され、各地の生協店舗を中心に全国販売された(キャッチセールス「生卵・生乳入り」「素材の味を大切に」が蓋に印刷されている)。
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