貨客機型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 03:32 UTC 版)
「デ・ハビランド モスキート」の記事における「貨客機型」の解説
1943年より英国海外航空(BOAC)は、スコットランドのルーカーズ空軍基地とスウェーデンのストックホルムを結ぶ路線に、FB Mk VIを改造した機体を投入した。この貨客型は、爆弾倉部分に改造を施し、1名の乗客と貨物を搭載できるようにしたものであった。 貨客型モスキートによる便は、乗客だけでなく、ルーカーズからストックホルムへの往路では新聞や雑誌などの反ドイツ宣伝物を運び、ストックホルムからルーカーズへの復路ではスウェーデン製のボールベアリングを運んだ。1943年2月から、登録記号「G-AGGC」と「G-AGGF」の2機が就航したが、「G-AGGF」機は、1943年4月24日にスコットランドで墜落して失われた。他に、登録記号「G-AGFV」の機体も存在した。
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