負の数の値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 17:00 UTC 版)
2の補数で表現された負の数の値を考えるには、二進法の各桁の重みについて、最上位ビット (MSB) のみ符号が反転したものとして計算すれば良い。 たとえば 11012 は、符号無しの二進法であれば、 2 3 + 2 2 + 2 0 = 8 + 4 + 1 = 13 {\displaystyle 2^{3}+2^{2}+2^{0}=8+4+1=13} であるが、2の補数表現による負の数であるとした場合は、 − 2 3 + 2 2 + 2 0 = − 8 + 4 + 1 = − 3 {\displaystyle \color {red}-2^{3}\color {black}+2^{2}+2^{0}=\color {red}-8\color {black}+4+1=-3} である。 1111 1111 1111 00012 のような、上位側に1が並んだ数の場合も同様にして求めてもよいが、正の数の時に、上位側の0を無視するように、1が連続する間は無視し、最後の1の重みを負として、そこから下位の桁について同様に計算してもよい。 1111 1111 1111 00012 の場合、−16 +1で、−15である。
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