現実界・象徴界・想像界
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現実界・象徴界・想像界(げんじつかい しょうちょうかい そうぞうかい、仏:le Réel, le symbolique, l'imaginaire)とは、主にジャック・ラカンの精神分析理論で用いられる、人間にとっての世界の在り方ならびに分類。1974年から1975年にかけてのセミネール「R.S.I.」に詳述され、シェーマRSI(schéma RSI)と概括され、RSIと略称される。
- 1 現実界・象徴界・想像界とは
- 2 現実界・象徴界・想像界の概要
- 3 現実界
- 4 象徴界
- 5 想像界
象徴界
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「現実界・象徴界・想像界」の記事における「象徴界」の解説
人間存在を根本的に規定する言語活動(仏:langage)の場のこと。また、数学などもこれに含まれる。ラカンは、言語活動によって形成される人間のつながりを大文字の他者と名づけている。これは、自己と他者をつなげる共通の第三者としての言語を指している。大文字の他者も言語活動の一部であることから、象徴界に属するものとして考えられている。
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