象嵌鐔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 08:00 UTC 版)
1996〜97年の調査では、出土品のX線撮影が行われ、過去の出土遺物の中に象嵌鐔が4点あることが確認された。施されている文様はハート形文が1点、渦文が3点と分類された。これらは6世紀第4四半世紀から6世紀末のものと見なされている。 18号墳からこの他にも出土した刀関連の装具などから考えて、少なくとも4点の装飾的な大刀が副葬されていたことになる。被葬者たちはこれらを安定的に入手することができた、古墳群を作った人々の中でも比較的高い地位のものと見ることができる。
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