豊磐井
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 15:45 UTC 版)
本丸、天守の東側に「豊磐井」(とよいわのい)と呼ばれている大型の井戸が残っている。この井戸は城主であった朽木稙昌の父朽木稙綱の神号「豊磐稙綱命」にちなんだものである。井戸の深さは50mあり、海面下7mに達する。高所に関わらず水深37mもあり、現在も満々と水をたたえている。伝承ではこの井戸に抜け穴があり、二ノ丸の北側の対面所裏にあった横穴に通じていると言い伝えがある。第二次世界大戦前まで二ノ丸の北側に深い洞穴があったようだが、奥が行き詰っており氷室であったという指摘もある。
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