警邏・保安警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/30 08:53 UTC 版)
警邏・保安活動については、公共安全中央局(Direction centrale de la Sécurité publique, DCSP)が内部部局にあたり、地方支分部局としては県公共安全局(Directions départementales de la Sécurité publique, DDSP)99個を有する。 DDSPの所在地は警察署(Hôtel de police)と称される。DDSPには下記のような部署が設けられている。 地域課(service de sécurité de proximité, SSP) - 犯罪対策隊(BAC)などが設置されている 公秩序・交通課(service d'ordre public et de sécurité routière, SOPSR) - 白バイ隊や高速隊などが設置されている 保安課(sûreté départementale, SD) - 薬物対策班や未成年保護班などが設置されている また人質救出作戦部隊として、介入部隊(GIPN)が設置されている。1972年にマルセイユで編成されたのを皮切りに、計10個隊が編成されたものの、2015年4月に国内の7個隊はRAIDに統合されて廃止され、海外の3個隊のみが存続することになった。また2009年以降、GIPNの作戦指揮は、上記の通り、国家警察介入総隊(FIPN)のもとでRAIDやパリ警視庁のBRI-BACと統合化されている。
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