諸社の社格の順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 00:23 UTC 版)
諸社(民社)は、府社=県社=藩社>郷社>村社の順である。 これらの社格の区別は実質的な待遇の差異を伴わず、特に官国幣社においては、官幣社と国幣社の区別の意義などがはっきりしなかった。より整備された社格制度を作ることも考えられたが、成立しなかった。だが、実質的な待遇を見れば、官国幣社、神饌幣帛料供進社(府県社と郷村社の一部)、それ以外の神社の3段階の社格になったといえる。 なお、社格とは国家による待遇の差を表したもので、その神社への崇敬の厚さを表したものではない。
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